今どきのスイッチとモーター
姪の子供に理科の実験教材を買ってあげようかとAmazonを見ていて、ふと思ったのですが・・・
下図のような回路があって、スイッチを入れると電流が流れてモーターが回る。。。という説明です。
ぼくらが子供の頃ならこれで良かったでしょうが、今はまったく違うのです。私は工業ミシンの開発部にいましたが、例えば、ミシンの足踏みスイッチを考えてみます。昔は確かに踏み込むとスイッチが入ってモーターに電流が流れて回転を始めました。(当時はね・・・)
でも今は違うのです。CPU(つまりマイクロコンピュータ)が踏み込み量を検知してCPUがモーターの回転をプログラムで制御しているのです。それにより足踏みの角度と速度の関係を数パターン用意して切り替え可能になっているのです。
ぼくは車屋ではありませんが、昔の車はアクセルを踏み込むとワイヤーでつながっている弁が開いてエンジンに送るガソリンの量を増やして回転数を上げるという仕組みでした。でも今は違うのだと思います。ところが現在はもっと複雑な動作が必要なためCPUがアクセルの踏み込み量を検知してエンジンに送るガソリンの量をうまく調整している(のだと思います)
家の中の電灯も、裸電球(知らないか、、、)の頃ならスイッチと電球は直結していました。でも今は赤外線リモコンでLEDライトが点灯するわけです。だから前述のようなスイッチとモーターが直結している回路なんて現実にはもうなくなっています。
「新・電子立国日本の自叙伝」のシリーズでパナソニックの炊飯器開発チームの女性プログラマが、こんなことを言っていたのを思い出しました。
「みなさんは、お母さんがご飯を炊いていると思っているかもしれませんが、実は私たちが炊いているんですよ」
この記事へのコメント